チェーン交換
タイヤ交換の時にベアリングをチェックしましたが全く問題なしだったので交換は見送りました。それよりもあきらかに劣化していたチェーンが気になってしょーがないので交換しちゃいます。
このクラスになるとさすがに高額ですねぇ。。
1万円以下のスチールチェーンもありましたが、ここはケチらず低フリクションなゴールドチェーンをチョイス。
以下の商品をポチッと。サイズは525-102です。
4525516331166 DID(大同工業) チェーン 525ZVM-X シリーズ ゴールド (102L) |
今まで経験した小排気量チェーンのジョイントは全てクリップ式でしたが、今回カシメに初挑戦です。
工具はチェーンカッターとしてしか使用してませんでしたが、この商品を持っています。
この工具が最安値じゃないでしょうか。しかし取説もないし、ネットにも詳しい使い方は見当たりません。
なので少し詳しく書きます。
ただし、これが正解かはわかりません。あくまで自己責任でお願いします。
この商品はチェーンサイズ415~630まで対応。
自転車も??ホントかな。。RS50が415だから自転車並みってこと?w
とりあえずST2の525は大丈夫です。
まず古いチェーンをカットするのですが、この安物工具でいきなり力任せにピンをねじ込むとおそらく壊れるなと。
なのでカットするピンの頭をあらかじめグラインダーでフラットにしておきます。
写真撮るの忘れて、ちょっとピンを押してからの状態ですが…
工具に付属するカットピンは全部で4本。
今回は一番太いピンを写真の様に装着します。
内蔵するスプリングとボールも忘れずに。
装着して14番メガネレンチで少しずつボルトを回してピンを押し出します。
さすが安物。シックリと位置が合わないので、ジャストの位置を探りながら少しずつピンを押し込みます。
最初のうちは中心を押しているか不安なので少し押し込んでは外して確認、を何度も繰り返しました。
ピンが抜けたら、新しいチェーンを結束バンドで仮止めして、ソロソロと新しいチェーンを引き込みます。
ジョイントとシール部分にたっぷりグリースを塗布します。
チェーンを接続してシールを入れてからプレートをセット。
プレートはここまでしか入りませんので工具で圧入します。
写真の様に工具をセット。
これまた位置がシックリ定まらないので位置を何度も確認しながら少しずつ押し込んでいきます。
少しカシメては工具を外してノギスで計測。
両隣(24mm)と同じ厚みになるように慎重に圧入。
面一になったら終了。締めすぎるとチェーンの動きが渋くなります。
そしてカシメ作業です。
工具は以下写真のようにセット。
毎度のことながら位置決めが難しく、ちゃんと中心を押しているか何度も確認しながら少しずつ締めこみます。
少しカシメては外して、ピン径をノギスで図って開き具合を確かめます。
このDIDチェーンのピンのカシメ径は5.4mm~5.6mmの範囲です。
もしもカシメすぎてピン淵にクラックが入ってしまったらプレート再購入です。
2か所とも5.5mm径までカシメて終了。
最後にチェーンの張り調整。
無事失敗することなく交換できました。クリップ式には無い緊張感でした。
高級工具は位置合わせなんかも考えられていてもっと楽に交換できるのでしょうね。でも仕上がりに差異が無いのならまぁ激安工具でイイかな。
んで車体を押してみると、うほっめちゃ軽くなりました。
運転してみると、これまた超スムーズ!!
低速のギクシャク感もかなり軽減しました。
以前、元ドカ乗りJAF隊員さんが車体を押した時に「パニアに重量物入ってる?」と聞かれた事が気になってましたが、これならそんな事は言われないでしょう。
次回の燃費計算が楽しみですw