Momoboda Memo(アプリリア RS50 ドゥカティ ST2 整備 メンテナンス 修理)

趣味の覚書です。DIY等の先駆者様HPには大変お世話になっています。ここらで報告も兼ねて自分でも発信してみようかと思います。現在主に、アプリリアRS50とドゥカティST2の修理・整備・メンテナンスがブログネタです。

Momoboda Memo ~アプリリアRS50 ドゥカティST2 整備メンテナンス 修理~

クラッチプレート交換

クラッチ部品が届きました。

カリフォルニアからの個人輸入

かっけーwww

 

アウターバスケットとバーネットのクラッチプレート。

送料込で38,000円。高けぇよ。。

でも純正パーツの半値程でしょうか。

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机上で練習♪

分厚いドリブンプレートとダンパースプリングという部品が純正には無いパーツです。

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いざ車体へ。

 

インナーをとめる32mmボルトはインパクトレンチで緩めました。

ボルトにネジロックを塗布してアウターバスケットを入れ替えます。

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インナーを戻します。

ボルトの前のスペーサー?はポッチ穴が空いているので、そこにインナーの出っ張りに合わせます。Oリングも忘れないように。

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んで32mmのボルトを締め込みます。

ちなみにトルクはネットで調べた結果、以下に設定。

 

アウターバスケットを留めるボルト 35Nm
センター32mmボルト 185Nm
スプリングを留めるボルト 6Nm

 

こちらのブログを参考に工具を作りました。

乾式クラッチOH中:どかてー ST4s で二輪車生活:So-netブログ

このお方のブログ、とても面白くてツボにハマりましたwww。

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しかし185Nmなんて力で締め込んだら壊れてしまいそうです。。

インパクトレンチで締めようか迷いましたが、手動のトルクレンチで出来る限りの力で締めました。

たぶん100ちょいくらいじゃないでしょうか。

 

PS

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その後、数百キロか走ってですがクラッチの入りがやたら悪くなりました。

通勤途中でごまかしながら到着してクラッチをバラシテみると、185Nで締めこむべきナットが緩んでいました。

なのでインパクトレンチで最終的には締めこみました。

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アウターのガタガタに削れる部分にシリコングリスをうっすら塗布して、クラッチプレートをツラツラと入れます。

 

ドリブンプレートは面取りしてあるのを手前で統一。

ドライブプレートも摩擦材の位置をすべて揃えて装着してみました。

 

この辺は夢中で作業したのですっかり写真を撮り忘れました。。

 

 

んでプレッシャープレートを付けようとしたら浮いちゃって収まりません。

時間の経過とともに油圧でプッシュロッドが押し出されてしまったのでしょうね。

 

ホースを繋いでブリーダーボルトを緩めて油圧を解放。んでプレッシャープレートを取り付けました。

ついでにエア抜き。減ったフルードはちゃんと追加しておきました。

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スプリング長は規定の36.5mmは余裕であったのでそのまま使います。

ボルトはちょっとなめてるっぽいので新品をホームセンターにて購入。

対角線にトルクレンチで少しずつ締め込みます。

でけたー♪

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この状態でエンジンかけて動作チェック。

かなり静かになりました。

んで試乗したら以前よりスムーズに繋がりイイ感じです♪

 

一応これで予定していた修理は全て終了しました。

ブレーキディスクがほぼ限界厚なので気になるところですが、ちと散財してるのでもう少し頑張って貰いましょう。

 

しかしホント、これ以上は壊れませんように…。