始動性不良について2
前回、燃料系を少し対策してみましたが、あえなく撃沈。
なので今回は電装系を検証してみます。
まず、しばらくエンジンをかけていない状態(といっても20時間程度)でプラグの火花をチェックしてみました。
プラグをエンジンから外し、プラグのボディーにフレームと接続したケーブルをクリップします。
そしてセルスイッチオン。
セルモーターが回り、火花を確認しました。
しかし火花が赤い!
こりゃエンジンもかからないかもね。。
セルモーター保護のため、モーターのプラスを外してセルスイッチをオンしてみましたが、火花は出ませんでした。
CDIはバッテリーからではなく流れは、
セルスイッチON → バッテリーからセルモーターを回す → セルモーターがフライホイールを回す → その回転により内臓されたジェネレーターが発電 → レギュレーターが電圧を調正 → CDIが昇圧 → スパークプラグ発火
という流れ(たぶん)なのでセルモーター止めたら火は点かんわな。
プラグとガソリンタンクを元に戻して押しがけします。
ぐるぐると20mくらい押すとプスンプスンとエンジンがかかり始めます。
暖気後にしばらく走って水温が温まったところで一度エンジン切ってからセルでのスタートを確認。
そして再び火花をチェックしてみます。
おぉ!明らかに火花が違います。
こちら、かからない状態の火花の拡大
こちら、暖気後の火花の拡大
おそらくCDI、イグナイター、イグニッションコイルと呼ばれる部分の不具合ではないかと思われます。
早速オクにてポチりました。
到着次第、交換してみたいと思います。