テスト走行
エンジン点火からの続きです。
エンジンも暖まってきました。その間、ナンバープレートとラジエーターカバーを取付。
推奨するアイドリングの回転数を調べたけどわからなかったので、2000ちょいに設定しておきました。
PS.
PGEのですが英語マニュアルをネットでダウンロードして調べた結果、
「エンジンは、1,100±100rpmの間でアイドリングしなければなりません。」
とありました。
んな低いアイドリングではエンジン止まってしまいそうですが…
バイクにまたがって、いよいよ初走行。ガコンと一速に入れて発進!!
トロトロトロ…
噂では聞いてましたが、しかしなんともタルイ出だし。エンストしそう。
こりゃ6000以上で繋がないとまともに走らん。しかも半クラを丁寧に繋がないとあっちゅー間に回転落ちるし。
低回転の使え無さは異常。これはまだ整備不良のためなのか…。高回転時もプラグが被ったようにプスンプスンとなる時があるかなぁ。
近いうちにガンガンに走ってチャンバー内を燃焼させたいです。
あと、ギアが抜けやすい。しっかりガコンと入れないと、無駄な空ぶかしをしてしまいます。足元の位置調整で少しは解消するかもだけど。
ご近所を30分くらい40~50km/hくらいをグルグルと走らせました。
8000回転からレッドまでの間のみがおいしいです。ここだけは50ccとは思えない加速が味わえます。
速くとゆーか、まともに走らせるには常に高回転域をキープしなきゃです。なかなかの曲者ですが、それが決まれば楽しいかもです。
そしてガソリンを入れるために恐る恐る幹線道路へ。
テールが切れてるし、ミラーも前のウィンカーも無い状態だけど、すぐ近くだしまぁ良いっしょ。
緊張の信号待ちから上手く発進させて、ホッとした瞬間、後方から
「前のバイク止まりなさい」との声が聞こえるじゃないですか!
そーです、お巡りさんに止められました。
スタンドまであと数mの地点で。。そもそも幹線道路も500mも走ってないのに。
恐ろしく不運な男です。
テールも切れててカウルも無いし、ヘッドライトは紐でつるしてるし、そら激しく怪しいバイクですわな。しかも整備後で汚いジャージに素足にスリッポン履いてるし、そこらのチンピラ風なお兄ちゃんに間違われても仕方ありません。。
お巡りさん曰く、原付に乗ったひったくり事件が近くであったそうで、職質とかバイクをいろいろチェックされました。
お巡りさんには、「不動車を整備中で先程エンジン初点火。イタリア製の古いバイクなので部品が無く、イギリスから部品を取り寄せて整備中」とか余計な苦労話などしつつ同情を誘う作戦www
交通量の多い片側2車線道路の1車線をパトカー止めてるから結構な渋滞になりますよ。
しかもナンバーや免許証の照合なんかで結構な時間を、いいおっさんが盗難バイクっぽいのと共にさらされちゃって恥ずかしいのなんの。。
整備不良の切符を切られなかったのが唯一の救いでした。
ハイオク給油後は大人しくトボトボと押して帰りました。
今度は捕まらない程度の装備品を装着してから、これまた捕まらないように信号の無いバイパス道路をブン回してチャンバー内の不純物を燃焼させたいと思います。
トホホ仕様のRS50