メーター再生
メーターの故障はないのですが、メーター枠の塗装が剥がれてゴムが白くなってたり、タコメーター、水温計の表示盤が色あせていたりなので、リニューアルします。
バラしはこちらのサイトを参考にさせてもらいました。
http://blog.livedoor.jp/banshee3/archives/51225386.html
個々のメーターを外しますが、スピードメーターのみトリップを戻すツマミがじゃまでボックスから取れません。
幸いスピードメーターの劣化は少ないので、枠の塗装だけにします。
タコメーター、水温計のメーター枠は外しますが、これが一苦労です。
アルミ製で王冠のように全周かしめてあります。
細いマイナスドライバーなどで少しずつ隙間を広げていきます。
全周開いたら、さらに大きめのマイナスドライバーで同じように少しずつ隙間を広げていきます。
力任せに広げると枠が大きく歪んでしまうので、親指で抑えながらやると良いです。
無事分解できました。しっかりお掃除して、ゴム類にはアーマオールをヌリヌリしておきます。
針抜きです。水温計はすんなり抜けますが、抜く前に最小位置を記録しておきます。針のストッパーより結構振り切れます。盤を留めるネジを先に外して、くるりと盤を回して針を解放。静止するまで待ちます。止まったらマジックで筐体にマーキングしておきます。
タコメーターはストッパーをフリーにしてもほとんど0位置ですが、針が抜けずに苦戦。フォーク作戦でもビクともしません。ドライヤーで温めてから、「もう折れる、、限界…」となるくらいまで力を入れた瞬間に額をかすめて天井に飛んで行きました。
あぶね~、自分も針も無事でした。
ストッパーは裏から釘のようなもので叩いて落とします。
メーターパネルをスキャンして、イラストレーターで作り直しました。
フォントは近いもので書きました。
印刷したい方はPDFをダウンロードしてください。
耐水&耐光のマットが見あたらなかったので、しょうがなく光沢のステッカー用紙で。このシールは裏がグレーになっていて、裏写りも無くイイです。
枠の塗装です。
もう面倒なので塗装剥がしはしませんwww。
目立ったデコボコだけ耐水ペーパーで軽くならしてミッチャクロンというプライマーを吹いてから艶消し黒で塗装しました。
ミッチャクロンは小物を塗装する時なんかは重宝します。
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メーター枠を戻す時は、割り箸の後ろを使って当て布しながらカシメ直しました。
この部分はスポンジで隠れるので、しっかりカシメさえすれば仕上がりは気にしなくても良いかと思います。
メーターアイコンですが、パーツクリーナーで拭き拭きしてたら、剥げてしまいました(汗)。
しゃーない、、カッコ悪いからこれも作り直しです。
マスキング塗装は厳しそうなので、カッティングシートを貼ることにします。
これまたイラストレーターで作成。
完成予想図です。純正のように黒抜き?は無理なので、このように単純に白ベタ。んでちょっと丸みをつけました。
カッティングはクラフトロボってのを使って出力します。
現在はシルエットカメオって商品名みたいですね。
プリンタ程の活躍の場は少ないですが色々と遊べますよ♪
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ピンセットを使って余分なシートを抜きます。
クラフトロボではこれが小ささの限界かな。カッティングのクオリティが低下します。
こいつを張り付けてから剥がれ防止にクリアを吹いときました。
で、組み立てて完成です。
新品とまでは言いませんが、まぁ満足な仕上がりになりました。